09/10/26 10:53:45 1ryMj93OP
→つづき
政権交代の兆しが見え始めていた今年５月中旬、某研究者団体主催の「政党の選挙戦略とマスメディア」
を考えるミニシンポジウムに参加した。その中で、某民放の政治報道担当者は、小泉純一郎元首相時代の
「郵政選挙」当時のマスメディア報道をしきりに反省し、「メディアは政権を厳しくチェックし、警鐘を
鳴らさなければならない」と述べた。某民放の報道が野党だった民主党に甘いように感じられたので、
その点をただすと、「民主党が政権を握れば、厳しくチェックしていく」という答えが返ってきた。
「あれっ」と思った。政権与党だろうが野党だろうが、政治勢力は政治勢力。まして小選挙区制という、
いつ与野党の議席が逆転して政権交代が起こるかわからない選挙制度の下で、同等の扱いをせず
「政権与党には厳しく、野党にはそれなりに」で、木鐸の役目を果たせるのか？
新聞は言論機関でもあり、本当の意味で木鐸になれるよう自ら律するのは大切なことだ。しかし、
「われこそ木鐸」と自慢する必要は何もない。ただ、今、「やり過ぎ」と批判されるより、のちに
「やるべきときにやらなかった」との指摘を受けたりすることがないように、とは思う。（編集長 関田伸雄）
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
某民放ってどこだろう。