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新型インフル死の40代、タミフル服用せず
新型インフルエンザに感染し、8月30日に死亡が確認された北海道・利尻島の
40歳代の女性保健師が、医療機関から処方されていた抗ウイルス薬タミフルを
服用していなかったことが、道の追跡調査でわかった。
タミフルを使用しなかったため症状が悪化し、急性心不全を引き起こした可能性もあり、
道は国立感染症研究所(東京)などに依頼して、採取したウイルスの病原性や
変異の有無などについて詳しく調べる方針。
道によると、保健師は先月29日午後4時頃に滞在先の稚内市内の医療機関で
インフルエンザA型の感染が確認されたため、タミフルを処方された。
その後、市内のホテルに宿泊したが、翌日昼過ぎに室内で死亡しているのがみつかった。
部屋からは未使用のタミフルが発見されたという。
道健康安全室では「タミフルの服用は、新型インフルエンザの早期治療に有効で、
医療従事者でもある保健師がなぜ使用しなかったのかわからない」としている。
保健師は、職場の定期健康診断で高血圧症と診断されており、同室では
引き続き死因との関連性について調べている。
ソース:読売新聞
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
医療従事者なのになぜ服用しなかったんだろう?