09/08/30 12:59:16 DESTiv/FO
>>355
■『「400万円以下」ゾーンは、ほとんどが「65歳以上の高齢者のみで構成される世帯」か、「20歳代の独立した子供(人口当たり世帯数は、他の世代の1.5倍)」である』。
解説します。
■65歳以上の人口…22.1%。60歳定年で年金支給開始前の人口…10%くらい(200万×5)。大半は、年収400万以下と考えられる。
『子供と同世帯でなければ、高齢者だけで人口の32%が年収400万円以下となる』。
◆高齢者の人口[統計局] URLリンク(www.stat.go.jp)
20代の半数が、結婚または親と同居していると仮定して、
残り半数の1500万人程度は、独立家計を営み年収400万円に達する人はわずか(年功序列なら本来ゼロ、実際は15%程度)。
これらから、ある意味当たり前という感じ。
■10年前と比べると…
▽高齢者のみの世帯 12.6→19.3
▽単独世帯+夫婦世帯 43.6→47.3
◆URLリンク(www-bm.mhlw.go.jp)
■「子供のいる世帯」は前年比-1.4%なのに対して、「全世帯」では前年比-1.9%となっている。「高齢者のみの世帯」は前年比-2.4%。
◆URLリンク(www-bm.mhlw.go.jp)
■今回の調査からわかることは…
『高齢者の増加が、世帯収入の減少に際立った影響を及ぼしている』。
『単純に、高齢者比率が増えた効果。団塊が定年退職したから、平均が下がった。年金生活者なら、300万円台が多くなるのは納得』。