09/08/27 20:34:09 1NIXrurf0
239 :手記の感想2 :02/02/13 14:25 ID:lU0G4It9
拘置所での日々を書いたところでも、通信教育で?大学の勉強して、俳句つくって、写経を
するのが死んだ人への一番の供養になるというのを聞いて「私にも2人の子供のためにでき
ることがある!」って写経始めて、そしてキリスト教の洗礼受けて、と色々やって、それぞれ
がいかに充実して精神的に色々な物を得たのかを書いてるけど、自分が子供のためにどれだけ
のことをしているか、っていうことを言うばかりで被害者に対する思いやりが全然ない。
死んだ子供や、妻が感じた苦痛や恐怖についてはまったく書いてないんだよね。特に写経の
くだりでは、オウムの井上嘉浩を思い出したよ。
井上は逮捕されてから「自分の信じてたことは間違っていた。これからは正しい道をめざす」
って言ったけど、それでどうしたかというと独房の中で毎日「正しい」やり方でひたすら修行。
遺族は「反省すると言ってすることがどうしてお祈りなのか。もっと遺族に対して真摯に向き
合って欲しい。」って怒ったっていうけど当然だよね。井上の場合は精神的に幼くて遺族に
向き合うのが怖いんだろうけど、北村はプライドが高くて謝りたくないって感じ。勉強に
ついて「周囲が東京裁判のようないい加減な審理をすることが不可解であきれて軽蔑したが、
なぜ世間がそうなのかを知るために社会学の勉強を始めた。」なんていってるし