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自民、落選危機の“大物”がズラリ…九州「修羅場」
8月30日投開票に向け、実質的にスタートした総選挙。九州の小選挙区には、麻生太郎首相(福岡8区)
を筆頭に自民幹部、派閥領袖、元閣僚ら大物候補がめじろ押しで、民主党など野党側はそれぞれ「政権
交代への最重要区」として議席奪取を狙っている。落選危機とも指摘される自民党大物議員がズラリと
並ぶ九州が、夏決戦の「主戦場」になりそうな様相だ。
7月上旬、自民党の古賀誠選対本部長代理(福岡7区)が福岡県筑後市で開いた集会に歌手の松山千
春氏が姿を見せ、会場を沸かせた。ヒット曲を披露しながら支援を訴える“助っ人”の登場に、古賀氏
の危機意識を感じ取った支援者は少なくなかった。
後援会組織を張り巡らし、9回連続で当選してきた古賀氏。その足元を揺るがすのは、昨年9月に民
主党の小沢一郎代表(当時)が擁立した野田国義氏だ。かつての古賀氏の秘書で、選挙区内の八女市で
市長を4期務めた実力派。古賀氏は「かつてないほど」(陣営)の頻度で地元に戻り、小まめな支援者
回りや集会開催など「どぶ板選挙」を強いられている。
山崎派会長の山崎拓前副総裁(福岡2区)、津島派幹部の久間章生元防衛相(長崎2区)、郵政会社
社長人事をめぐり辞任した鳩山邦夫前総務相(福岡6区)-。
いずれも当選を9回以上重ねたベテランだが、自民党の混乱や支持率低迷が響いており、党幹部らの
応援で勢いづく民主党候補に押されている。
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