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皇室日記＠日本テレビ ２００９年６月２８日放送
６月２３日の沖縄戦終結の日には糸満市摩文仁の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が行われましたが、
実はその前夜祭には全国から集まった遺族の前である琉歌が献奏されます。
「ふさかいゆる木草めぐる戦跡くり返し返し思ひかけて」
(フサケユルキクサミグルイクサアトゥクリカイシガイシウムイカキテイ)
この「摩文仁」と題された琉歌ですが、実は天皇陛下がお作りになりました。
琉歌とは８８８６の三十文字で詠まれる琉球王朝時代から沖縄に伝わる定型詩で、全て沖縄地方の言葉で
詠まれるのが特徴です。
皇太子時代から長い年月をかけて琉歌を独学で学ばれた天皇陛下は、今までに多くの琉歌を詠まれて
いますが、その中で今週は天皇陛下の「摩文仁」「伊江島」「愛楽園」の琉歌と沖縄の人々とのかかわりに
ついてお送りします。
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