09/08/21 14:04:48 cRFOIrji0
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「母子家庭はぜいたくをしているから加算は必要ない」。
生活保護を受けながら東京の下町で8歳から12歳の子供3人を育てる女性(33)は、
打ち切りを知った時、そう言われたような気がした。
自営業で借金を抱えた夫と離婚後も病気の次男(10)につきっきり。
うつ病を発症して働けなくなった。夜は家族4人が一つの部屋に集まり電気代を節約するなど、
少しでも切りつめるのに懸命だ。母子加算廃止後は、さらに生活費を削った。
「公約を実現できなかった場合の罰則を設けて」。
主要政党が打ち出す子育て支援策は歓迎だが、心に受けた傷がいえないうちは、政治も信用できない。
子供への毎月の小遣いは300~500円。「お母さん、最近厳しくなったね」。
そう言われるのがつらい。【沢田石洋史】=つづく
毎日新聞 2009年8月21日 東京朝刊
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