09/07/10 01:44:52 BWismuu30
入管法改定案の参議院法務委員会での可決に抗議します
民主党の今野東参議院議員が採決時に退席したそうですが、そういう明確な態度を示す民主党の議員が少なかったのが残念です。
民主党が法案の採決を引き延ばせば、事実上法案の可決は阻止できたのに。
URLﾘﾝｸ(d.hatena.ne.jp)
非正規滞在者などが法の保護を受けられなくなり、市町村から「見えない人間」にされてアンダーグラウンド化せざるを得ない状況に追い込まれる可能性は、
現在よりもかなり高くなるでしょう。
現在の外国人登録制度は非正規滞在者なども対象者にしているため、外国人登録を住民行政の基礎として採用している市町村では、
オーバーステイになってしまった人やその家族でも、母子保健・教育その他の市町村が提供する一定の範囲の行政サービスを受けることができています。
欧米の実態を見れば明らかなように、今日の世界では一定数の非正規滞在者が存在することは、当然の事実として認識されています。
政策が現実への対応策である以上、こうした存在を前提とすることが必要です。
URLﾘﾝｸ(www.repacp.org)
↑↑↑こういうふうに主張する国会議員や市民団体の人たちに共通する「不法滞在外国人」に関する思考回路は、次のようになっていると思われます。
○ 彼ら（不法滞在外国人）は、本国で経済的に虐げられ、自国で生活することに困窮し、仕方なく日本にやってこざるを得なかった。
○ その過程でブローカーに多額の手数料を支払い、借金を負わされて、何とかパスポート（偽造か他人名義）を手にすることができた。
○ 日本では、最低賃金スレスレの劣悪な処遇の下でもお金を稼ぐために昼夜や休日を厭わずに日本人が嫌がる仕事を一生懸命にこなした。
○ 自由を求めて安住の地を求めて、緊急避難的に偽物パスポートを使っただけであり、日本でも一市民として地域に溶け込んでいる。
○ よって彼らは不法・違法な存在なんかではなく、あくまでもやむなく「非正規」に滞在しているかわいそうな人たちである。
↑↑↑こういった主張は、「たった一言」で論破することができます。
水は高いところから低いところに流れるが、人は生活水準の低いところから高いところに流れようとして、しかもそのための手段を選ばない。