09/05/30 14:50:44 ZVftg1lW0
舌が肥えてる、中華料理が得意、が自慢のうちの旦那。
その割には、「作る」と言い出したらまずはインターネットでレシピを検索、
見比べたりすることもなく、一番最初に出てきたのを採用する。
高級食材や二度と使わないだろ!という変わったスパイスを買い込む。
本格的な調理器具をホームセンターに買いに行くが、そんなものは売ってない。
調味料の類をきっちりと測り、新しい食器をどんどん出してきて
料理番組のように、量った調味料をテーブルにずらりと並べる。
270g入りのミンチを買い、きっちりレシピ通り250g量る。20g残ることは気にしない。
作り始めるが「やりにくいな…」と調理器具にぶつくさ文句をつける。
すごい強火でガタガタうるさい激しい調理が終わったあとは、
あらぬ方向に色んなものが飛び散りまくっているが、気にしない。
出来上がった料理を一緒に食べながら、
好き勝手、贅の限りを尽くして作った自分の料理と、
普段、家計や時間の節約を考慮し、断腸の思いで材料の質を落としたり、
半端な余りを出さないように臨機応変に材料の分量を変えたり、
調理器具やスパイスの代用をしながら作っている私の料理とを比較し、
「やっぱり~しないと」「この料理は~が肝心」とご高説を垂れる。
後片付けは私。
でもかわいいから全部許す。