09/05/28 20:01:09 AUMOq4Qt0
「矛盾」だらけのソフトパワー大国。
URLﾘﾝｸ(secusou.blog.shinobi.jp)
で、ソフトパワーというと、日本においてはマンガ・アニメと結び付けられやすいのですが、
狙っているのかいないのか、意外と世界に余波を与えているのです。ソフトパワーを日本に
置き換えた時、日本の文化全体・理想・政策メッセージとは何か？まぁ。結構、誤解はあると
思うのですが、「自然との共生」、「何となく平和主義」、「敵意よりも融和」、「全力で
馬鹿馬鹿しい」、「何でもありの自由さ」.....。
秋葉原の氏神、というか、東京の地霊「平将門」を祀る神田明神（諸説あるが、将門のからだを
埋めた山が、「からだやま」→「かだやま」→「かんだやま」になった事が神田の由来ともされる。）
の裏参道を見ると、外国人（欧米系・アジア系問わず）はとても不思議に思うのだそうです。
ビルの谷間、緑、鳥居なんて、宗教の神聖性とは相容れない要素が一緒になっていても、
信仰を集めているなんて.....。まぁ。裏参道ではありますが。
だいたい、アニメにやたら巫女とか、神様が登場するのですが、おまけに神様が女子高生で
ラブコメディって、ありえない話なのです。世界的に見て。日本の八百万の神の発想と近い、
汎神論的なヒンドゥー教のインドとかでも、こういう発想は恐ろしくてやれないでしょうね。
アメリカのフロンティア精神的な自由さとは正反対の、歴史に裏打ちされていながら、しかも、
何でもありの自由さです。歴史と最新、聖と俗、コンクリートジャングルと自然共生、馬鹿馬鹿
しさと信頼できるブランド.....。言い換えてみれば、矛盾だらけの面白さ。
つづく