09/05/23 22:40:08 nU76cnGM0
>>22
>14ですが、大豆を作付けするにも機械設備投資が大きいんです。
大豆・小豆は元が取れずに経費倒れをし、やめて他のものを作りはじめた経緯もあるようです。
病気や悪天候での不作、人手が足りないなどの要因もありますが
安い輸入品に頼られはじめ、買い叩かれたりと。国産の作物に目を向けられたのは最近のことですよね。
それまでは輸入は安いからというだけで、国産が重視されてこなかった間に農家は衰退してしまいました。
米が高かったころ、土地の値段も今の倍以上にもなり離農する農家の土地を買ったは良いものの
米価はどんどん暴落して残ったのは借金だけ。食べていけなくて後継者離れも加速しました。
そして、土地を売って年金を貰っても借金を返しきれないから65歳を過ぎても農家を続ける高齢者もいます。
そんな現状の中で、食料自給率が低いと言われても投資するお金が無くてモノが作れないという現実もあるんですよね。
農家が本当に優待されているならこんな状況にはなり得ませんね。
うちは大豆は7町ほど作付けをしていますが、草取りが間に合わないのでこれ以上は増やせない。
こんな農家さんも多いのではないかと思います。
流通で言えば、農協をとおしていますと共済図面で作付け管理をされていますから
他に堂々と売ることも出来ないんですよ。これがネックですね。