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山形のハト大量死、50歳代の男「自分が捨てた」と出頭
山形県寒河江市中央工業団地の農業用水路で、大量のハトの死骸(しがい)が見つかった
事件で、同市内に住む50歳代の男が「自分が捨てた」などと寒河江署に出頭していた
ことが19日、わかった。県警幹部が取材に対し明らかにした。
ハトは大部分が首をひねられた状態で、片方の足が切断されるなどして発見されていた。
同署は、廃棄物処理法違反などの容疑で事情を聞いている。
県警幹部などによると、男は18日、寒河江署に出頭し、自分が捨てたと説明したという。
同署は任意で事情を聞いているが、男は、ハトを殺したことについては触れていないという。
地元のレースバトの団体幹部によると、男はこの団体に所属しており、数百匹のレースバト
を飼育していたという。事件の発覚を受けて同団体が18日、緊急集会を開いたところ男も
出席。役員数人の前で自分がハトを遺棄したことを認め、その後、団体のメンバーに促されて、
寒河江署に出頭したいう。
ハトの死骸125羽のうち2羽の足に、所有者の情報などを記した「足環」がつけられており、
同署は確認作業を進めている。 最終更新:5月20日7時23分