09/05/04 01:06:07 e44dh+yK0
半年ほど前から、旦那が相続した地方都市郊外の築150年の広いお屋敷に住んでます。
最近、天井裏にネコが住み着きまして、ガリガリ、ドドド、にゃあなどと上から音がします。
「かわいそうだから追い出さないであげてよ」
「いや、俺もネコは好きだが天井裏は困る。って、どこからそんなとこに」
という会話をしていると、1週間ほど前、天井裏からミイミイと子ネコの声がw
「子供産んだじゃないか。どーすんだよ」
「ごめん、こうなるとは・・・」
「連休になったら天井裏にもぐってみる。そんなとこでうんこでもされたらたまらん」
ところが、今日のこと。天井裏ではなく、壁の中から子ネコの声が。
「旦那、大変だ。子ネコが壁の隙間に落ちた」
「なにをぉ?」
子ネコは助けを求めて必死で鳴いています。すると、ガサリゴソリと壁の中を降りてくる音。
「あ、親ネコが助けに来た」
ゴソゴソゴソ!ふぎゃぎゃあああー。
「旦那、大変だ。親ネコが壁の中にはさまった」
「だぁああ、どいつもこいつも」
「どうしよう」
「ノミとハンマーとノコギリもってこい。家ぶち壊して助け出す」
「えええええええ」
というわけで、我が家の夫婦部屋の壁には、大きな穴が4箇所開きました。
2箇所でよかったのですが、鳴き声で場所の見当つけて穴開けたら全然違ったりして、何度も開けなおしたのです。
大工さんは連休明けまで来てくれないので、当分、穴あき屋敷の生活です。
壁からつかみ出される際に興奮した親ネコに噛まれ引っ掻かれて大流血した旦那は病院送りになりました。
保護された親子ネコはテラスのダンボールで寝てます。
病院から帰ってきた旦那に「ごめん、浅はかだったわ」と謝ると
「ネコは助かったし、家壊すのは面白かったからいい」と笑ってました。
こだわらない性格の旦那が好きです。