09/05/09 14:02:36 SPZNoJmVO
●ケネス・ルオフ(英語圏における現代天皇制研究第一人者)
『平成皇室の「象徴力」とその危険』
(研究者目線で日本の時代変遷?難しい話。各国との比較、国家主義等から導入。)
・天皇夫妻の戦後処理、サイパン行きや真珠湾訪問の話引用して分析(?)。
・こうした象徴的な訪問によって、米政府による公式謝罪を期待する声が上がってくる可能性がある。
・「社会福祉の天皇夫妻」と呼んでもおかしくないほど弱者の生活改善に力を注いできた。
・皇后のインドでのビデオ講演・スイスの講演など、将来あり得る女性天皇に向けての下地を作った。
・結婚50周年は各社がカットするだろう歴史の側面を取り上げ、現在の皇太子同妃の擁護(?)
(右派への批判?)
・宮中における皇太子夫妻の影響力を注意深く見守るよう提案。
・皇太子の象徴性が姿を現すのはこれから、積極的な育児参加から日本の新たな父親像を示している。
・皇太子はまた妻をしっかり守る夫の象徴ともなっている。(右派はこれを軽蔑している)
・皇太子は社会福祉以外に、(天皇と)異なる社会分野にも取り組んでいる(献血運動、水問題)
・水問題は世界中の希少資源、国内問題に冷たいという批判があるのは不思議。講演などもさほど
高い評価を得ていないのも不思議。
・後継者問題と妻の病気のため、皇太子の象徴性はまだ十分発揮されていない。
・(皇太子妃の不調)全快した時点で、自らタブー(精神的な不調の治療)の
(偏見への)打破に貢献する事が陛下の行った社会福祉(パラリンピックバックアップ)
と同じ役割を果たしたと評価される。
・皇位継承問題話。