09/03/27 12:48:28 riMTCA6X0
あー
プライドというか。
本来、ギルバートはアンが好きなタイプだった。
必ずしも異性としてでなくとも、友人としてでも。
そして自分の好みという以外に、ギルが女の子に大人気というのは、アンは前もって
知っている。
おまけに頭も良い。
そういう、村ではスペックの高い男子が、いきなり自分の最大の欠点を突いてきた。
その後、相手は寛容な態度で謝ってきてはいるけれど、「どうせこいつは私のこと
ニンジンって思ってるんだわ」「女の子としてはダイアナやルビーみたいな子の方を
評価してるに決まってる」という気持ちが心のどこかにある。
だから、ギルが下手に出れば出るほど、「ニンジンって思ってる癖に」というコンプレックス
が刺激され、そこを突かれたことへの怒りがよみがえってきて、なかなか許すことが
できず、彼を勉強で叩きのめそうとのめり込んだのではなかろうか。
ギルバートのスペックが高くなければ、顔が悪いか頭が悪いかどっちかだったなら
アンもさっさとコンプレックスを克服して寛容になることができただろうけど。
実際アンは、ギルバートと結婚した後でも、髪の話が出ると「どうせ私の髪は赤いわよ」
とツンケンと噛み付いたりしてるからね。
髪の色へのコンプレックスは、日本人には分かりにくい何かがあるんじゃないかね。