09/03/09 15:05:33 VioZbtP20
☆紀子様
おひとりでチターの演奏会にいらした時のエピソード。
子供たちが数十人出演していて、紀子様をお見送りしたい、とお見送りすることになった。
渡壁氏が紀子様を先導してエレベーターから出た時、どこからか子供たちの歌が聞こえてきた。
「今日の日はさようなら」だった。紀子様はふと立ち止まって「あ、だめだ」とおっしゃった。
思わず涙がこみあげてきてしまったようだ。しかし、すぐに気を取り直されて
「大丈夫です」というふうに歩きだされた。玄関の前の歩道では、子供たちが歌を歌っていた。
紀子様は目に涙を浮かべ、彼らを見詰めていた。
その表情はなんと美しかったことか…との回想でした。