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虚偽の確認番号示し建設 積水ハウス、不正指摘されて途中で建物撤去
大手住宅メーカーの積水ハウス(大阪市)が建築確認を受けないまま、広島市安佐南区で虚偽の確認番号を表示してアパート建設を始め、
市の指摘で建築中の建物を撤去していたことが6日、分かった。
同社広報部などによると、3月ごろ、個人客から鉄骨2階建てアパート(2LDK、4戸)2棟の建設を請け負った際、
担当した広島東支店の30代の男性社員が建築確認を申請せず、同社は5月上旬に着工。
この社員が社内のパソコンのデータベースに虚偽の確認番号と取得日を入力し、建築現場の表示板にも虚偽の番号が掲示された。
工事中の7月、市の調査で不正が判明。工事中止命令を受け、同社が建物を撤去した。あらためて建築確認を受けており、工事し直す。
社員は「書類を出したと思っていた」などと話し、虚偽の入力をした経緯を話していないという。
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