09/03/04 21:49:27 0
大人しい性格のクラスメイトと仲良くなって、いつしか恋人になった俺
こんな楽しい生活がいつまでも続くかと思ったんだけど、
ある日俺の家に黒装束の少女が現れ、こう告げた。
「あなたはあの子の願望が生み出した夢の存在。あなたはあの子の『友達が欲しい』と言う願いを叶えるために生まれた。
そこまではよかった。でも、それ以上踏み込んではいけなかった。あなたは力を持ちすぎてしまった。
これ以上好きになってはいけなかったのに。これ以上深入りしてはいけなかったのに。
あの子は今も現実の世界で眠り続けている。あなたがいるから。あなたとずっと一緒にいたいから。愛してしまったから。
…あの子はこのままの方が今は幸せなのかもしれない。でも、そのままじゃあの子を現実から殺してしまう。
あなたが本当にあの子を好きなのなら、何をすべきなのかよく考えて。」
で、俺はクラスメイトを助けるために、放課後の校舎の屋上へ呼び出し、別れを切り出した。
突然の別れ話に泣き出す彼女。最後にこれくらいはいいよな、と震える体をそっと抱きしめる。
だがその体は徐々に光の粒と化していって…。
そんな売れない鬱エロゲみたいなきめぇ妄想。