10/03/03 18:43:04 YVEe3Cyt
>>179>>180
大学での学習履歴や資格取得の有無は、あればそれなりに便利という程度。
実は、どんな職業でも(特に今のように厳しい状況では)
「現場での 実戦経験と実績 があることが最重要」
新卒が歓迎されるのも、まだ若く体力と適応能力があるはずだ(新しいことも
素直に飲み込めるだろう)と期待できるから。どんな職業でも「一人前に使える人材」
と認められるまでは最低3年くらいはかかるもの、下積み準備期間を長く取れるので、
若い方が有利になるのです。
ではブランクがあるひとはどうすればいいか。
それまでに習ったことを生かそうとしても、実際には新卒でさえ希望通りの
やりたい職には就けない世の中、まず、これまでの経歴や希望にこだわらず
「なんでもいいからできそうな仕事につく」。
せっかくの勉強や資格が、と思うでしょうが、それらが「きちんと身について」
いれば、自分からいわなくても、「XXができるなら、これお願いできる?」
という風に、周りからその技術やスキルの提供を求められるようになります。
嘘だと思うでしょうが、本当です。
有用な能力をもっていれば、いやでも頼りにされるし、逆に自分が思っているほど
周囲には必要とされない技術やスキルだと、宝の持ち腐れにもなるのが、現実の
厳しさであり、面白さでもあるのです。
思ったとおりの職業でなくとも、外に出て他人と一緒に協力してなにかを
なしとげてゆく、という、もっとも基本的な労働訓練になるので、倉庫管理でも
荷物運搬でもコンビニのバイトでもよいので、とりあえず、できることから
実践していきましょう。
また、就職の意欲があるひとの場合、家にこもっているのは、それだけで
労働に必要な体力や各種の対応能力が衰えていくので、通院の時だけでなく、
日常の買い物や散歩などでこまめに外出し、無理をしない程度に体を動かす
癖をつけておくことが大切です。