09/12/13 03:05:12 by9oZft9
いくつか私に対してご意見がだされていましたのでいくつかお答えしましょう。
ひとつは、
「大乗非仏説」という自らの主張を述べよというものであり、もうひとつは学会員が
信じているのは「法華経」ではなくて日蓮大聖人の「御書」だから「御書」に対する
質問については答えようというものです。
私の立場ははっきりしています。大乗経典の中に現れる釈尊は超人的であり、人間離
れしています。実際の釈尊は信者に対してもっとわかりやすい言葉で臨機応変に説い
たと思うのです。ちょうどキリストが山上の垂訓のように。
たとえば初期経典の中には、大乗経典のような荒唐無稽な話ではなくて、いかにも
事実としてあったような内容が書かれています。
たとえば釈尊が托鉢にでかけたときに、土地のバラモンに「私は牛を曳き田を耕して
いる、お前は何をしているのか」となじられる場面もでてきます。また信者の国王夫
妻から「いろいろ考えても自分自身が一番大事だと思う、私の考えは間違っているの
だろうか」という相談を持ちかけれられます。それに対して釈尊はうまく対応してい
るのですね。
ですので釈尊の教えは大乗経典ではなく初期経典の中にその真実があると思います。
次に「御書」について質問します。
「仏道に入て数愚案を回らすに、謗法之人を禁じて、正道之侶を重せば、国中安穏に
して天下泰平ならん」(立正安国論)
これって早い話、他の宗教を禁じなさい、そうすれば世の中がよくなるってことです
よね。