09/10/25 22:29:07 bfvQ76fX
日本各地を旅して廻るレスを見ているうちに、自分も残りわずかな日々の中で、最後の旅行に
行ってみたくなった。
偶々、今読んでいるのは「観音経講話」(講談社学術文庫)。そして、部屋を片付けていたら、
ずいぶん前に買ったきりで読んでいなかった「週刊 古寺を巡る 1 法隆寺」が出てきた。
その中のいくつもの国宝の写真を見、亀井勝一郎のエッセイを口に出して読み、そして、秘仏
救世観音像の美しさに背中を撃たれたような衝撃を感じ、しかも今の期間は、救世観音像が
特別開扉により一般客の自分も見ることができる・・・・
たまらなく、法隆寺に行きたくなった。つうか、行くわ。茨城から奈良・斑鳩へ。
最後に女抱いて黄泉路の思い出にすんべと思っていたが方針変更だ。思えば梅原猛氏の「隠された
十字架-法隆寺論」を読んで感動したのは中学1年の時だから、うん、これも縁(えにし)だな。
よし、最後の最後に面白くなってきた。