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西部ガス、CO中毒事故防止に警報器1万2000件を無償設置
2009年8月31日
西部ガスは、業務用ガス厨房機器を使用している飲食店などを対象に、CO（一酸化炭素）中毒事故防止のための
警報器を無償で約1万2000件設置する。今年9月から約3年かけて、パン焼器やフライヤー、食器洗浄器、
オーブンを導入している施設の巡回訪問と設置を行う。
同社によれば、換気設備の不使用や動作確認不足、給排気設備の点検不備などを原因とした厨房でのCO中毒事故が、
近年増加している。同社は従来よりガス厨房機器の安全使用の周知に取り組んできたが、事故防止の強化を図るため、
無償設置を決定した。
設置する業務用換気警報器は、新コスモス電機製。基準となるCO濃度を一定時間計測すると光と音を発して警告する。
電源配線が不要な電池式で、外寸は78×120×31.5mm。
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