09/07/02 13:51:52 w6+G7/r7
硫化水素の利点は
○1.準備が楽(2つの液体を混ぜるだけ)
○2.確実性(2008年で約1000人死んでるが、未遂報道は少ない)
○3.死ぬまでがはやい(うまく高濃度が作れれば、苦しむ時間は30秒程度で済む)
の3つ。テンプレにも一瞬で意識を失うとは書いてない。
もしかしたら、少しの時間苦しむかもしれないが、それよりも確実に死にたいって人に向いてる。
眠りながら安楽に死にたいなら、ヘリウムや睡眠薬と練炭とかの方がいい。
逆に欠点は
○1.周囲を巻添えにする(実行場所と発生量による)
○2.未遂や失敗時のリスクが非常に大きい
失敗して低濃度を吸ったら、長時間地獄の苦しみを味わう(後戻りが出来ないので、既遂はできる)
未遂すると、肺や喉、目などの粘膜や脳などに障害が残る。
周囲に被害を出したら犯罪者。民事でも損害賠償。
Q8.苦しくないの?
A .結論から申し上げますと、混合開始から空間内が1000ppmオーバーするまで、
何らかの手段で呼吸を確保していれば、苦しい時間は30秒以内で済みます。
肺→肺胞から血液中に取り込まれる→肺静脈→左心房→左心室→頚動脈に到達
→頚動脈洞刺激で血圧急降下→8秒くらいで意識消失
(ここまでで約30秒程度かかると見積もられる)
→延髄の呼吸中枢抑制→ 呼吸停止→そのまま窒息死 というプロセスをたどる。
浴室内・自室内・ガレージ内・自宅内での全身が入る大型ビニール袋を使用した事例において、
ドアを開けたり壊したり、ビニール袋を破った同居の家族が瞬殺された事例があるので、
時間的にはだいたいその程度だと思われます。
呼吸を確保しなくても、苦しいと思われる時間はせいぜい2~3分程度だと見積もられます。
「怖くなって逃げた」という未遂事例は報道されていますが、
「苦しくなって逃げた」という未遂事例報道に接したことはありません。