09/07/26 00:11:19
母ちゃんが来たとき、いつもキッチンに食べ物を置いて帰る。
ボクはほとんどキッチンに出入りしないし、食に関しては本当に無精で、百発百中で腐らしてしまうから、
「食べ物は置いて帰らんといて」と言うが、「これは身体にええから食べとき」と言って、結局今回も置いて帰った。
「食べるだけじゃないか」とお思いの方もおられるかもしれないが、ボクは家にいる時はひたすら
作業部屋で頭をガシャガシャしていて、食にまで考えが働かないのだ。それは「向き不向き」に近いものがあって、
賞味期限中にキチンと食べるというのは「バク転」並みの難しさなのです。
キッチンから変な臭いがした頃に、ようやくその存在と向き合うことになるのがお決まり。ダラシナイ。
そんな母ちゃん達もついさっき帰った。
部屋に響くのはカリカリと筆を走らせる音、パチパチとパソコンを叩く音。
それぐらい。すっかり毎日の静かさに戻った。今回も何もできなかったなあ、
とボクはやっぱり気持ちがドンヨリしている。そんなボクの気持ちとは裏腹に今日は天気が良い。
せめて帰りの新幹線で富士山が観られたらいいのに。