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いや、驚いた。エールフランスの女性客室乗務員(47)が成田発パリ行きの機内で、
乗客5人から現金45万円を盗んで逮捕された事件。ターゲットはもっぱら日本のビジネスマンで、
1年にわたり、現金や時計、貴金属を盗んでいた。「カネに困っていた」と話しているという。
かつて“高根の花”といわれたスッチーが、仕事中にコソ泥とは落ちたものだが、背景には航空業界の苦しい事情がある。
「エールフランスは昨年200人以上が死亡した墜落事故を起こし、
業績がドン底です。原油価格高騰や金融危機による旅客激減、アイスランドの火山噴火も響いた。
2010年3月期の決算は15億5900万ユーロ(約1740億円)の最終損失でした。当然、客室乗務員にも経費削減が求められている。
そうした混乱の中で起きた事件です」(航空ジャーナリスト)
今回のエールフランスのような例は極端だとしても、世界中のスッチーは例外なく金欠に陥っている。
いまや契約スッチーが正社員になっても年収はせいぜい400万~500万円台。乗務保証や長時間乗務手当、
超過勤務手当なども廃止の対象となり、ますます給料は目減りする。
ステイがなく日帰り勤務ばかりの主婦スッチーは、手取りがほとんど残らないのではないか。
もちろん、両社とも早朝・深夜のタクシー送迎なんて論外だから、海外連泊で荷物の多い成田ベースの
国際線スッチーは引っ越しも余儀なくされています。定期バスが止まる通勤アクセスのいい都心に住めば
家賃が高くなるので、それが嫌なら人里離れた成田空港の近くに住むしかない。過酷です」(航空業界関係者)
高価なブランド物の服やアクセサリーで着飾るスッチーは、もはや絶滅危惧(きぐ)種。
なんだか寂しい気がする……。
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