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TBS系報道番組「サンデーモーニング」(日曜午前8時)で今年5月、準レギュラー出演者の
ジャーナリスト、江川紹子(しょうこ)さんが、野球解説者の張本勲(はりもと・いさお)さんと
番組中に意見が食い違い、TBS側が江川さんに出演見合わせを求めた問題が識者らの
批判を呼んでいる。
TBS側は「和気あいあいとやってもらいたいだけ」(星野誠報道局長)とかわすが、
「報道」を看板にした番組で起きた異例のトラブルは尾を引きそうだ。
「喝っ!」
張本さんがスポーツ選手らに発する「一喝」が人気の同番組。作家の麻生千晶さんは
「長い目で見れば江川さんを失うのは損失なのに、ジャーナリストを切って視聴率で
当たっている張本さんを残した」と指摘、「TBSは視聴率を求めるあまり近視眼的に
なっている。TBSの対応こそが『喝っ!』だ」と手厳しい。
ジャーナリストの玉木正之さんは「張本さんと(同じコーナーに出演する)大沢啓二さんは
『野球をやっていない者は黙っていろ』という姿勢だ」と苦言を呈し、「江川さんの問題は
起こるべくして起きた」との見方を示す。
一方、当のTBS側は、石原俊爾(としちか)社長が7日の定例会見で「2人が納得するような
話し合いができるよう現場で努力していると聞いている。うまく決着することを望んでいる」と
淡々とコメント。
同局関係者は「異質な意見を封じるのではなく、ほのぼのとテレビを楽しむ時間に、
関係のこじれた2人を出すことがためらわれただけ。出演見合わせを求めるなら、
どちらかといえば江川さんということになる」と内情を話す。
ただ、客観的な目からは疑問が呈されている。上智大学の碓井広義教授(メディア論)は
「プロデューサー的にみれば、江川さんが番組のバランスをとってくれたのに、TBSは
江川さんを切ることで、自らそのバランスを否定してしまった」と指摘。
「局側の都合で出演者を切ってしまう姿勢がさらけ出されたことで、TBSの
ジャーナリズムに対する姿勢にも疑問符がつく。非常に残念だ」と話している。
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【用語解説】「サンデーモーニング」騒動
5月23日放送の「サンデーモーニング」のコーナー「御意見番スポーツ」で、張本勲さんが
プロ野球・楽天の岩隈久志投手の途中降板について、エースは最後までマウンドを守るべきだと
主張、一喝した。これに対し、江川紹子さんが「無理をして出られなくなっても困る」と番組中に反論。
TBSは2人の関係がこじれたとして、江川さんに出演見合わせを求めた。
江川さんが6月18日、ツイッターで内幕を書き込み、明るみに出た。
ソース(MSN産経ニュース):
URLリンク(sankei.jp.msn.com)