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大企業社員や警備員装い計15人襲う
大阪や兵庫で若い女性に道を尋ね、お礼のジュースに睡眠導入剤を混ぜて昏睡(こんすい)させ、
車で連れ去る手口の強盗強姦(ごうかん)が相次いだ事件で、大阪府警に逮捕された
無職の前田孝行容疑者(42)が、大手企業の社員や娘を待つ父親などさまざまな役を演じて女性に近づき、
逮捕直前には毎日のように女性を襲っていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
府警によると「妻との関係が希薄になり、性的衝動を抑えられなかった」と供述している。
府警は同日、20代の女性2人に対するわいせつ目的略取と強盗強姦未遂の疑いで
前田容疑者を再逮捕した。逮捕は12回目。さらに女性2人への性的暴行容疑で再逮捕し、
捜査を終結する方針。一連の事件の被害者は計15人に上る。
捜査関係者によると、前田容疑者は「子育てや内職に忙しい妻と関係が希薄になり、性的衝動が抑えられなかった。
金も欲しかったので、平成20年暮れから両方の欲求を満たせる強盗強姦を始めた」と供述した。
一連の事件では、駅周辺の路上や駐輪場などで若い女性を探していた。道を尋ねるふりなどをして声をかけ、
「お礼に飲み物をおごる」と自分の財布などを強引に持たせて足止めし、買ってきた飲み物に睡眠導入剤を混ぜて飲ませていた。
女性の警戒心を解くため、取引先の場所を探す大手企業の社員や、娘と待ち合わせている父親、
スーパーの私服警備員など状況に応じてさまざまな役を演じて言葉巧みに信用させ、飲み物を勧めていたという。
被害者の多くは、飲み物を飲んだ直後に、薬物の作用で意識が遠のき、
車に連れ込まれた状況や襲われたときの様子をよく覚えていない。
ある女性は「何度か断ったが強引にジュースを勧められ、飲んだ後は記憶がない。
親切で道を教えてあげたのに、こんな目に遭うなんて」と涙ながらに訴えたという。
昨年8月5日に逮捕されるまで、7月26日、28日、30日、8月1日、2日と、連日のように女性を襲っていた。
捜査幹部は「薬を飲まされたため被害に気づいていない女性もいるはず。発覚した事件は氷山の一角にすぎない」と話した。
出勤日に犯行「接待で遅くなる」
前田容疑者は仕事帰りに車で街をぶらつき、若い女性を襲っていた。
「接待で遅くなる」。毎晩のように帰宅が遅くなる理由を、妻にはこう説明していたという。
女性を暴行するのは出勤日だけ。休日は妻や3人の子供と過ごす、落差の大きな生活を送っていた。
関係者によると、前田容疑者は堺市で育ち、小中高を卒業後の昭和61年春、
東証1部上場企業に就職。東京本社に勤務し、順調な人生を歩んでいた。
しかし平成5年ごろ、母親の病気を理由に退職し、帰阪。
貯金と退職金は1年で底をつき、再就職したものの長続きしなかった。
妻とは14年に結婚。職を転々とする生活は続き、金銭面で困ることもあったが、昨年6月、
大阪府高石市の不動産会社に再就職し、逮捕時は同府泉大津市のマンションで暮らしていたという。
勤め先での評判は良かった。話がうまく人当たりの良い性格と、
愛嬌(あいきょう)のある表情で取引先にもかわいがられたという。
実際は、退社後に犯行を繰り返しており、妻は接待で帰宅が遅いと信じていたという。
かつての同僚は「こんなことをするように見えず驚いたが、確かに口はうまかった」と話している。
ソース:産経関西 (2010年7月 9日 09:42)
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