10/07/06 23:54:45 0
大阪市の外郭団体「市消防振興協会」の経営状況について、2008年度に
包括外部監査した公認会計士(66)が決算書などの財務諸表も確認せずに
「財政状況は健全」と評価していたことが6日、市への取材で分かった。
市の独自監査で、帳簿の収支が12カ月すべてで一致しないなど極めて
ずさんな会計処理が発覚。市監査委員は5月、
「外部監査人の説明とは大きな乖離がある」とする報告書をまとめた。
会計士は同協会が07年度に発行した図書の在庫が多すぎる点などを指摘したものの、
「決算書を見た結果、財政状況は健全といえる」と市に報告していた。
市監査委員の聴取に対し、「委託契約の内容に重点を置き、
(本当は)決算書などは見なかった」と釈明した。
大阪市は13ある外郭団体の経営効率化を図るため外部監査を実施。
06~08年度にこの会計士と契約を結び、補助役の会計士10人を含め、
計約6千万円の報酬を支払った。公認会計士協会の推薦があり、市議会の議決を経て契約を決定した。
ソース:47NEWS 2010/07/06 12:36 【共同通信】
URLリンク(www.47news.jp)