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広島・マツダ工場の無差別殺傷事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された元期間従業員引寺利明容疑者(42)が、
車を何度も買い替えて多重債務に陥り、自己破産していたことが、捜査関係者への取材で分かった。
広島県警捜査本部は、派遣社員や期間従業員として働いていた引寺容疑者が、車好きが高じて無理な支出を重ねた可能性があるとみて捜査している。
引寺容疑者が乗用車内に所持していた包丁を事件前日の21日、ホームセンターで購入していたことも捜査関係者の話で判明。
同容疑者は「秋葉原の(無差別殺傷)事件のようにしてやろうと思った」「包丁を振り回そうと思った」と供述しており、捜査本部は事件の計画時期の特定を急ぐ。
近所の住人らによると、引寺容疑者は約7年間にスポーツカーなど車を少なくとも4回は買い替えていた。
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