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鳩山由紀夫前首相は十一日、テレビ朝日のBS番組収録で、辞任の要因となった米軍普天間
飛行場移設問題で、決着期限を五月末としたことについて「今考えれば半年は短かった」と
後悔まじりで振り返った。
鳩山氏が期限を切ったのは昨年十二月。「五月末」とした理由に関しては「どこまで延ばせるか
考えた。沖縄も米国も一年(待つの)は無理だから、その半分で五月末と言った」と、
大ざっぱな判断だったことを明らかにした。
移設候補地は当初、米領グアムが最適と考えていたが、「抑止力も必要」として鹿児島県の
奄美大島や徳之島を模索。「徳之島に狙いを定めた時期もあった」と明かした上で、
四月ごろから沖縄県名護市辺野古しかないとあきらめたとした。
辞任理由については「クリーンな政治をつくるため首相になった人間がクリーンさを疑われた」と
説明した。
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