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レズビアンの家庭で育った子どもは、そうでない子どもに比べて精神的に安定し、問題行動も
少ない―。こんな調査報告が7日発行の小児科学会誌「ピディアトリクス」に紹介された。
調査は研究者のナネット・ガートレル氏率いるチームが1986年から約25年にわたり実施した。
イベントや新聞を通じて募集したレズビアンのカップル78組を対象に、精子提供を受けて妊娠し
た時から子どもが成長するまでの段階で子どもの様子を継続調査し、その結果をレズビアンではない
家庭の子どものデータと比較した。
その結果、レズビアンの家庭の子どもの方が社会性や学業成績が良く、全体的な能力も優れている
ことが判明。一方で規則違反や攻撃的行動などの問題行動を起こす割合は低かった。また、親の
性的志向を原因とする子の心理的負担を比較した結果、違いは見られなかったという。
ガートレル氏はこの結果について、親がレズビアンである場合、子は計画的な妊娠で生まれ、
親子の関係も深いため、精神的に安定しているのではないかと分析している。
調査は同性愛団体などからの資金提供を受けて実施されたが、ガートレル氏は、この調査結果は
査読を経て掲載されたものであり、「調査の設計や実施などに関して資金提供者による介入は一切
なかった」と説明している。
URLリンク(www.cnn.co.jp)