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私立小3年の長女(9)の顔をたたくなどしたとして、兵庫県警芦屋署は5日、芦屋市松浜町、
主婦阿江愛容疑者(34)を暴行容疑で逮捕した。「厳しくしつけるためだった」と容疑を認めて
いる。長女の顔に過去の暴行の跡とみられるあざがあり、同署は虐待を繰り返していたとみて追及
する。
発表によると、阿江容疑者は4日午後2~5時頃、自宅で長女の顔を平手でたたいたり、足を
けったりした疑い。バイオリン教室に通う長女が自宅で練習中、阿江容疑者が「どうしてできない
の」と怒って暴行。その後、教室でもうまく弾けなかったとして帰宅後、再びたたくなどしたという。
同日夜、自宅近くを素足で歩いている長女を近所の住人が発見。長女が「お母さんに怒られ、怖くて
帰れない」と話したため、近くの交番に届け出た。
阿江容疑者方は、夫婦と長女、次女(1)の4人家族で、長女にはほかにも習い事をさせていた。
長女は「4歳頃からたたかれていた」と話し、阿江容疑者も「自分も子どもの頃からたたかれて
しつけられた」と供述しているという。県中央こども家庭センターは長女を一時保護した。
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