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【北海道】うそで塗り固められた「聖職者」、北教組事件初公判にあ然 - 暇つぶし2ch1:ワオキツネカフェφ ★
10/05/24 23:52:50 0
うそつきは泥棒の始まり-。昔、小学校の先生から言われた言葉を思い出した裁判だった。
19日に開かれた民主党の小林千代美衆院議員陣営への北海道教職員組合
(北教組(ほつきようそ))違法献金事件の初公判。教職員の政治活動とカネをめぐる疑惑を
解明する場として期待されたが、明らかになったのは、子供たちに「うそはいけない」
と教えるべき教師像からはほど遠い“聖職者集団”の実態だった。

不可解な“変貌”

「子供を教える立場の教職員組合がこのような違法行為をしたことに対し、深く反省している」

札幌地裁で最も広い805号法廷。被告人席には、政治資金規正法(企業・団体献金の禁止)
違反の罪に問われた北教組委員長代理の長田秀樹被告(50)の姿があった。

教育大学を卒業し、平成13年までは学校現場に赴任。いまも北海道内の小中学校などの
教職員約1万9千人が加入する教職員組合のトップとして君臨する長田被告。
法廷では、ややうつむき加減で何度も「反省」「信頼回復」という言葉を口にした。

しかし、長田被告が逮捕された当初、北教組は「法に違反する事実は一切なく、
逮捕は不当な組織弾圧と言わざるをえない。組織一丸となってたたかっていく」と徹底抗戦の声明を出した。
長田被告も取り調べに黙秘を貫いてきた。それが初公判で一転、
小林氏陣営への1600万円の違法献金を認めたばかりか、「声明は誤りだった」と手のひらを返したのだ。

かつては学力テストの実力阻止をめぐる暴行事件の裁判で、
約15年にわたる法廷闘争を繰り広げた北教組の“変貌(へんぼう)”だった。

消えた会計帳簿

公判では、より大きな「うそ」を覆い隠そうとしているのではないかと勘ぐりたくなる北教組の実態が明らかになっていく。

長田被告は、違法献金に使った1600万円は組合員から集められた「対策費」から出費したと説明。
使途を明かさなくても自分の裁量で出金の判断ができると答えた。対策費は「一般会計で、年間約2000万円程度」で、
小林氏陣営から領収書も受け取っていなかったという。実態は限りなく「裏金」に近い。

だが、検察側は公判で対策費の原資を明らかにはできなかった。なぜなら直近6年分の会計帳簿が、
北教組本部や長田被告宅の捜索で発見できなかったからだ。検察側は「帳簿が組織的に隠滅され、
長田被告も関与した」と指摘。被告人質問でも帳簿の所在について厳しく追及した。

「捜索のとき、帳簿類を発見できなかった。どこにあったのか!」

若い検察官の口調がにわかに荒々しくなった。長田被告は「必要な書類は保管してある」と回答。
検察官が「どこに?」とたたみかけると「分からない」「知らない」「(会計担当にも)聞いていない」
と繰り返し口をつぐんだ。

これまでの取材で、北教組がプールしていた「主任手当」の運用益が違法献金の原資に充てられた
疑いが強いことが分かっている。主任手当は学年主任らに支給される公金だが、
北教組は当初からこの制度に反対し、支給された主任手当を拠出させる運動を展開してきた。

閉ざされた長田被告の口から、真相が語られることはなかった。

エリートの集まり

「組合の会計は不正の巣窟(そうくつ)。帳簿はもう破棄したのではないか」。元北教組組合員の男性は、
産経新聞の取材にこう証言。「組合幹部は、自分を校長や教頭よりも偉いと思っているエリート。
教壇に立たないから聖職者という意識を完全に忘れている」と吐き捨てるように言った。 (>>2以降に続く)

ソース:MSN産経ニュース 
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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