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中国・湖北省武漢市で14 日、地下室に監禁されていた少女2人が警察と家族により救出された。
2人は裸で鎖につながれていた。発見は少女が書いて修理に出すテレビの内部に入れた、
助けを求めるメモだった。チャイナネットが報じた。
武漢市郊外の農村部に住む周さんの娘が姿を消したのは、
2009年7月2日だった。警察が捜査したが、行方は分からなかった。
2010年5月14日午前10時ごろ、武漢市内に住む杜さんは、友人が働く家電修理店を訪れた。
すると、友人が修理するテレビの中から、メモが出てきた。小さく折りたたまれていたが、
「助けて!」と書かれていた。開いてみると、小さな文字で、監禁されていることと、
父親の名と電話番号、住所、監禁場所と監禁した人物の氏名などが書かれていた。
杜さんによると、いたずらと思ったが、真に迫っていたので気になり、友人からメモをもらった。
しかし、メモの内容を確かめるかどうかで、迷っていた。考えを決めたのは息子の意見がきっかけ。
杜さんの息子は同日、街で不良青年らに金銭を脅し取られ、「周りの人は、だれも助けてくれなかった」
と憤慨していた。そのため、本当に困っているのかもしれないから、絶対に助けるべきだと主張した。
メモにしたがって電話をしてみると、相手は約10カ月前に娘が失踪した周さんだった。
周さんは弟とともに、警察に連絡。周さんの弟によると、少女が残したメモにあった監禁場所は、
周さん宅からわずか200メートルほどの民家。
戸主は曾吉宝容疑者(39歳)で、周さんらがよく知っている家だった。
駆けつけた警察官と合流し、周さん兄弟も曾容疑者の家に駆けつけた。
曾容疑者の高齢の母がいたが、曾容疑者は約1週間前に、別の強姦事件の容疑者として、
警察が連行したことが分かった。家をくまなく探したが、周さんの娘は見つからなかった。
周さんの弟が、家には地下室があったことを思い出したことで、隠された地下への通路が見つかった。
警察官が中に入ると、鎖で足をつながれた少女がいた。周さんの娘(19歳)と別の少女(16歳)だった。
ふたりは服を着ておらず、異臭がひどかった。体を洗うことも許してもらえなかったという。
曾容疑者が警察に捕まっていたため、ふたりは地下室に残された即席麺を食べて、
命をつないでいた。杜さんの通報がなかったら、餓死していた可能性が高いという。
少女2人は病院に搬送され、現在も警察の保護下にある。
周さんの娘はこれまで、使い終わった即席麺の袋などに、何度も助けを求めるメモを入れたという。
周さんの弟は、事件が完全に終わったら、改めて杜さんにお礼をしたいと語った。
公的にも、杜さんを表彰してほしいと願っているという。
曾容疑者は近くの工場従業員で、2009年に離婚して、母親とふたり暮らしだった。
口数は少なく、近所づきあいもなかったという。警察は、捜査の途中であり、
現時点では詳しく説明できないとの考えを示した。(編集担当:如月隼人)
ソース:2010/05/19(水) 17:41:28 [サーチナ]
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