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朝日新聞阪神支局襲撃事件(87年5月3日)を振り返り、言論の自由について考えようと、
尼崎市総合文化センター(同市昭和通2)で3日、朝日新聞労働組合が主催する
「第23回言論の自由を考える5・3集会」が開かれた。学生や有識者らが、メディアのあり方など
について議論を交わした。
会場では、事件で亡くなった小尻知博記者(当時29歳)に対し、全員で黙とうがささげられた。
第1部では大学新聞などにかかわる学生3人が、若者の新聞離れについて討論。
「新聞には若者の目線が足りない」「ネットの普及で知りたい情報が得られる」といった意見が出た。
第2部のパネルディスカッションでは▽衆院議員の小宮山洋子さん▽ノンフィクション作家の
佐野眞一さん▽社会経済学者の松原隆一郎さん--の3人がパネリストになり、
「政権交代、変革が問うもの」をテーマに意見を出し合った。
前々回の衆院選では自民党が圧勝し、前回は民主党が大勝したことについて、
小宮山さんは「こんなに、ぶれがあっていいのかと感じる。選挙制度の性質もあるが、
メディアが(選挙を)演出している面はあった」と指摘。また佐野さんは「メディアが伝える言説と、
街の空気感の微妙な乖離(かいり)を感じている。街には沈黙があり、その沈黙が何であるかを
伝えることが、記者の使命」と話した。
ソース:毎日jp/兵庫
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