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去年4月に日田市で、お年寄りが軽乗用車にひき逃げされ死亡したことをめぐり、
車を運転していた26歳の男の自動車運転過失致死の容疑を不起訴としたのは
不当だと大分検察審査会が議決したことを受けて、
検察が再捜査した結果、男は15日までに罰金30万円の略式命令を受けました。
略式命令を受けたのは、日田市の、パチンコ店臨時従業員、久野弘幸被告(26)です。
去年4月、日田市の県道で、タカ村進さん(当時84歳)が、軽乗用車にひき逃げされて死亡し、
車を運転していた被告が、ひき逃げの罪で罰金刑を受けました。
これについて、自動車運転過失致死の容疑を検察が不起訴としたことを不服とする遺族から、
申し立てを受けた大分検察審査会が「不起訴は不当だ」とする議決を去年12月に出したため、
改めて捜査が行われました。
検察によりますと、再捜査の結果、久野被告は当時、スピード違反の状態で、
携帯電話を探すために脇見運転をしていた過失があったとして、
自動車運転過失致死の罪で略式起訴し、日田簡易裁判所が、
15日までに罰金30万円の略式命令を出しました。
一度不起訴の判断をしたものを、今回なぜ略式起訴したのかについて検察は
「捜査上の秘密なので答えられない」として理由を明かにしていません。
大分検察審査会に申し立てを行った1人のタカ村さんの次男、克彦さんは
「なぜひき逃げしたのかを法廷で明らかにして欲しかった。
略式命令になってしまって何もわからないままなのは残念だ」と話していました。
ソース:NHK大分県のニュース 04月15日 20時05分
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