10/04/07 18:28:22 0
≪前のニュース次のニュース≫
2010年4月6日 20時07分
宮崎あおいの歌声が楽しみな映画『ソラニン』より - (C) 2010 浅野いにお・小学館 / 「ソラニン」製作委員
会 写真:太田好治
画像拡大
[シネマトゥデイ映画ニュース] 今年は映画30周年の節目ということで、映画のみならず関連書籍、グッズ販
売も好調な『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』が5週連続でトップを独走中だ。公開30日間、全国366スク
リーンの興行成績は動員が261万6,561人、興収27億6,837万4,530円。興収30億円突破も間近となっている。
映画『ソラニン』写真ギャラリー
今週2位にワンランクアップしたのは映画『シャーロック・ホームズ』。子ども向け作品の多い今年の春興行
の中で、大人が楽しめる娯楽アクション大作である本作が、その数少ない受け皿として、幅広い層の支持を集め
た結果とも言えるだろう。代わって3位に落ちたのは『映画 プリキュアオールスターズDX(デラックス)2 希望
の光☆レインボージュエルを守れ!』。4月3日に新宿のバルト9で開催された、およそ12時間にも及ぶ18歳未満
入場禁止のオールナイトイベントは大盛況。順位は一つ下げたが、相変わらず大人の観客にも高い支持を集めて
いるようだ。続いて4位は、公開5週目となる映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』。全国283スクリー
ンでの公開30日間で動員173万1,466人、興収20億9,758万7,120円と、興収20億円を突破。根強い人気を見せつけ
ている。そして5位の映画『アバター』は公開15週目に入り、興収150億円を突破した。
大きな変動が少なかった今週のランキングの中で、唯一、初登場ランクインを果たしたのは、浅野いにお原作
の人気コミックを宮崎あおい主演で映像化した映画『ソラニン』。全国108館で公開され、初日2日間の成績は動
員が6万4,444人、興収が9,315万3,190円となった。客層は女性やカップルが中心に集まっている。宮崎がTHE
BLUE HEARTSの「1001のバイオリン」を歌う「earth music&ecology」のCMが話題を集めているが、同じく宮崎の
歌声が楽しめる作品として注目を集めていた本作。CMのナチュラルな歌声とはひと味違った魅力がある作品だと
評判も高い。
7位は公開3週目となる映画『ダレン・シャン』がワンランクダウン。8位は『スパイアニマル Gフォース』が
同順位をキープ。9位は『NINE』が2ランクダウンだが、17日間で興収5億6,368万円を記録している。そして10位
は公開5週目となる映画『ハート・ロッカー』がワンランクダウン。堀北真希主演の映画『誰かが私にキスをし
た』は11位と早くも圏外に落ちている。
今週末は、マーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演のミステリー映画『シャッター ア
イランド』、井上真央主演のコメディ『ダーリンは外国人』、アカデミー作品賞にもノミネートされた奇想天外
なSF『第9地区』といった作品が公開される予定。『ドラえもん』の6連覇を阻む作品がこの中から出てくるだろ
うか。(ランキングなどは興行通信社調べ)(取材・文:壬生智裕)
URLリンク(www.cinematoday.jp)