10/04/06 00:22:08 0
「ヤバい。間違って女子トイレに入ったか」。新八代駅でトイレの便座に腰を下ろした時のことだ。
目の前に赤ん坊を座らせる補助椅子がある。椅子に「幼児を立たせるな」との注意書きも。明らかにママさん向け?
ここって女子用か。催したはずの便意は遠のいてゆく。
まずい。ここを出た所で、うら若き乙女と遭遇し「きゃぁーっ、ヘンタイ」と叫ばれたら、変態ではなく大変である。
耳を澄ます。ドアの向こうに人の気配はない。恐る恐るドアを開く。あれっ? あります。いわゆる男性用小便器が、確かに。
これも男女共同参画社会のなせる技か。
◇
トイレと言えば、多少品のないタイトルの文庫本が昨年、講談社から出版された。
題して「女はトイレで何をしているのか?」。副題は「現代ニッポン人の生態学」。著者は毎日新聞夕刊編集部。
かつての同僚が執筆陣にいた。
その一節に最近、男子トイレでもカバンからヘアワックスを取り出し整髪する若い人や、香水や化粧品の話
を続ける男性を見かけるとか。
ちなみに、私の長男。昨年春に大学に進学して独り暮らしを始めた。夏休みに帰省した時には、髪の毛の色が
変わっていた。冬休みには、ヘンテコリンな帽子をかぶって帰宅した。本人いわく「この近所を歩いていると、
なんか、オレ、浮いてるし」。
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さて、11年ぶりに鹿児島勤務となりました。鹿児島で幼稚園児だった息子は、生意気な口を聞く年齢に。
こちらが老けるはずです。
鹿児島中央駅に降り立った時は浦島太郎の心持ち。玉手箱を開くのが楽しみなような、半面ちょっと怖いような。
まずは親しかった人にあいさつ状を書こうと思います。「また、お世話になります」と。
ソース:毎日jp/鹿児島
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