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博多ラーメンの「替え玉」発祥の地として知られる福岡・長浜(ながはま)地区で、よく似た屋号のラーメン店が
今度は三つどもえで営業を始めることになりそうだ。創業半世紀の「元祖長浜屋(や)」、昨年12月開店の
「元祖ラーメン長浜家(け)」に続き、三つ目の店は「元祖長浜家(け)」。4月上旬オープンの予定だという。
「元祖長浜屋」の店先には、「現店舗での営業は14日まで」の看板が立てられている。市道の工事で今の場所を
立ちのくことになったという。14日は通常通り午後まで営業するが、その後はいったん休業。移転先は同じ長浜地区に
あるビル1階で、5月上旬に再オープンする予定だ。
その「元祖長浜屋」からわずか40メートルほどの場所に、新たなラーメン店の開店準備が急ピッチで進んでいる。
屋号は「元祖長浜家」になるという。
新しい店の代表は手島崇伺(たかし)さん(28)。手島さんによると、ラーメンの味も値段も注文スタイルも、
「元祖長浜屋」や「長浜家」とほぼ同じになるという。それもそのはず、手島さんは「元祖長浜屋」で10年以上
働き、同店とたもとを分かった元従業員らが昨年12月に出店した「長浜家」でも働いていた。
だが、「長浜家」の方針をめぐり「意見の相違があった」とのことで店を辞め、今度は自分で店を出すことに。
「長浜家」との間では「屋号の許可は書面で交わした」と、手島さんは話している。
新たな店の登場に「長浜家」側は困惑顔だ。「『長浜家』の名は使ってほしくない。2号店でものれん分けでもない
ので、お客の誤解を招く」と話す。法的手段も辞さないとの構えだ。
一方、「元祖長浜屋」のほうは、元従業員らによる相次ぐ近所への出店に、「あとはお客さんがどの味を選ぶかだけ」
と語る。
手島さんは取材に対し、「それぞれが独立した店。対抗心とかはない。たんたんと営業するだけです」と話している。
URLリンク(www.asahi.com)
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