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「鉄道ファンの女性」
那智 文江(主婦 46歳 東京都)
先日、台所のカレンダーを見たら、数日後の予定欄に『ドクター
イエロー』と書かれていた。息子に何のことか聞いてみると、そ
の日東京駅に黄色く塗装された非常に珍しい新幹線がくるから、
撮影に行くというのだ。息子の話によると、ドクターイエローは
旅客用ではなく、線路や架線の点検用に使われる新幹線車両なの
で、めったに路線にでることはないらしい。息子は以前からこの
車両を見るのを楽しみしていて、運良くこの日はバイトもないの
で、沢山写真を撮って友達に自慢するんだと目を輝かせていた。
私はあまり鉄道に関心がある方ではないのだが、息子の話を聞い
て興味を抱いてしまい、私もドクターイエローを自分の目で見た
いという思いが少しずつこみ上げてきた。なので当日、私は家事
と留守番を息子に任せて、カメラ片手に東京駅に向かった。駅に
は私と同様、カメラを持った人が沢山いたが、意外だったのは、
若い女性や主婦も比較的多くいらっしゃったことだ。今まで私は、
存在意義のない気違い男が鉄道を異常に愛好するものだと思って
いたが、この日たくさんの鉄道を愛好する女性に会い話しをして、
自分の考えの間違いに気付かされ反省させられた。彼女らの輝く
目を見て、周りの目を気にせず趣味を楽しむ女性達は、暗い日本
の唯一の光なのかと思うようになった。これからの時代、女性の
心のあり方がそのまま社会に映される。私たち女性の力で日本に
光を与えたい。ただし、最近問題になっているように、男の鉄道
愛好家というのは非常に迷惑だし危険な存在だという事実も確認
できた。社会秩序の安寧と女性の電車乗客の安全確保のために、
そうした輩どもは断固として強制排除していくべきである。