10/02/20 01:14:10 0
URLリンク(www.nypost.com)
The crackup of the climate 'consensus' By STEVEN F. HAYWARD Last Updated: 4:43 AM, February 19, 2010
地球温暖化の「コンセンサス」の衝突・墜落 By STEVEN F. HAYWARD(AEI) 19日、NYP (概略、要約)
地球温暖化キャンペーンが破滅的なフリーフォールを続けている。昨年11月のクライメートゲート事件の電子メ
ールなどの暴露に始まり、国連IPCCの信用失墜が続いて、今週には、コノコフィリップス、BPアメリカ、キャタピ
ラーの三つの企業がキャップ&トレード法案のビジネスロビーを脱退した。地球温暖化対策の積極的推進を求
めるグループは、IPCC報告などを批判する人々をホロコースト否定派のように扱ってきたが、これらの企業の
ロビー団体脱退は温暖化問題の分水嶺に相当する事件である。メディアは長きにわたって温暖化論への批判
を封じてきたのだが、それは変化しつつある。
クライメートゲート事件と言うのは40年前のベトナム戦争当時のペンタゴン・ペーパー事件と同じ役割を果たす
ものである。政治分析家のAnthony Downsが、こうした変化をもたらす事件の起こった場合のプロセスの過程
について記述している。
第一段階は事件の発見で、メディアがこれ(クライメートゲート)を取り上げて報道する。
第二段階では、興奮状態がおこり、事件によって惹起された事物への対応行動を求める声が起こりメディアの
ヘッドラインを賑わす。
第三段階では、大衆がその事件を理解し、それまでの理解との乖離を見て、それに対応する変化や行動が生
じる。クライメートゲートでは、これはキャップ&トレード法案へのディベートとなって現れ、議会審議に大いに
影響を与える。
第四段階は、主要な行動がなされた前段階に続くもので、大衆やメディアの興味が徐々に減少してゆく
第五段階は、最後の締めくくりで、ポスト・プロブレムのまとめの議論や考察がなされる。
地球温暖化キャンペーンと言うのは、長く公演を続けすぎたブロードウェーのミュージカルのような状態であって
大衆の興味が減退し、チケットの売れ行きが悪い。誰かが公演を続ける側に、もうそれをクロージングする時だ
と告げる必要がある。