10/01/23 03:51:19 0
>>528
うわ、一生懸命思い出しながら書きおこしてたのに…
くやしいから俺も書く。
昔ねぇちゃんがどこかから仕入れてきた話
※登場人物をあなたと話す相手の共通の友人に置き換えるとモアベター
仲のよい友達であるA君、Bさん、Cちゃんの三人が夏の終わりの登山に出か
けました。途中までは順調でしたがこの季節の天候は変わりやすいもの、突然
空が暗くなり、横殴りの雨は激しく体を打ちつけ、体温はどんどん下がってい
きます。おまけに食料やテントの入ったリュックも谷底に落としてしまいます。
あわや遭難しかけた所で鬼ババの住む家が見つかりました。三人とも鬼ババは
怖かったのですが、夜も更け気力・体力とも限界に近づいており、鬼ババに一
晩泊めてもらえないかと頼みこみました。
鬼ババは思っていたよりもやさしく三人を家の中に入れました。
しかしそこはやはり鬼ババ、ただでは済みません。
「これからワシの出す条件を達成できたら一晩泊めてやろう。だがもしできな
かったらそいつを殺して食ってしまうぞ」三人は驚きましたが、命には変えら
れません。仕方なく鬼ババの要求をのむ事にしました。鬼ババは表情を変えず
に言います。「三人とも今から山で果物を1つ探し出し持って帰って来い」意
外な条件でしたが、三人とも顔を見合わせそれぞれ果物を探しに出かけました。
30分後、A君がイチゴを見つけて鬼ババの家に帰ってきました。「僕はイチゴ
を採ってきました。」A君が鬼ババに取ってきたイチゴを見せると鬼ババがこ
う言います。「よし、それではそのイチゴをお前の尻の穴に入れろ、ただし途
中で笑ったりしたらその場でお前を殺して食うからな。」A君は一瞬冗談だろ
うと思い笑いそうになりましたが、鬼ババの顔はそれを許さないものでした。
A君は自分の置かれている状況を考え、笑い出しそうになるのを堪えつつ、何
とかイチゴを自分の尻の穴に入れました。「よし、それではお前は助けてやろ
う。」なんとかA君は助かりました。
更に30分後、Bさんが鬼ババの家に戻ってきました。「私はリンゴを取ってき
ました。」Bさんが真っ赤なリンゴを鬼ババに見せると鬼ババはシンジ君の時
と同じようにこう言いました。「よし、それではそのリンゴをお前の尻の穴に
入れろ、ただし途中で笑ったりしたらその場でお前を殺して食うからな。」
Bさんも信じられないという表情をしましたが、やはりあきらめた様子で自分
の尻にリンゴを入れようとしました。しかしなかなか入りません。十数分苦闘
した結果、後もう少しで全部入りきるかと思われた時です。それまで何とか笑
いと痛みを堪えてきたBさんが突然大声で笑い出したのです。鬼ババは無慈悲
な表情で「約束を守れなかったな。それではお前は殺してしまおう。」と言う
とBさんを鉈で叩き殺してしまいました。
天国に行ったBさんに神様が尋ねます。「Bよ、お前はどうしてあと少しの苦
難に耐えることができなかったのだ。」するとBさんは尻をさすりながら神様
にこう答えました。
「実は神様、痛みに堪えてふと窓の外を見たら、季節外れの特大スイカを抱え、
意気揚々とこちらに帰ってくるCちゃんの姿が見えたもので。」