10/01/16 12:02:54 0
生活保護を受けている一人暮らしの老婆がいた。
老婆は毎週金曜日には出かけていた。
その家の庭に飛び込んだサッカーボールを拾いに2人の子どもが庭に入ると、家から大柄な男が出てきた。
男は子どもたちに、やさしげな声で「この家に入ると怖いことになるから、入っちゃ駄目だよ」と言った。
その後ろから若い女が出てきて男に「もう終わったわ」と囁いた。
男と女は去っていった。
子どもたちは庭を探したがどこにもサッカーボールは無かった。
裏に回り、窓から家の中を覗くと中は電気はついていたが人の気配はなく、サッカーボールだけが床に落ちていた。
木曜の朝のことだった。