09/12/24 17:08:38 0
精神科医であり、優れた文明批評家、オタク研究で知られる斎藤環氏の問題提起が12/20の毎日新聞に載っていた。
閉じこもりニートが中年に達している。その数が10万人以上、
今は親が世話をしているがあと20年経って高齢期を迎えた時、親亡き後誰が面倒を見るのか。
年金の掛け金を親が払っていないケースも出てくる。これらの高齢ニートの出現に納税者は寛容でいられるのか。
20年後は日本全体が更に高齢化が進み、増大する財政支出誰が負担するのかが大問題だ。
今が対策をとるチャンスであるという主旨だ。
実に的確な示唆に富んだ斎藤先生の指摘だ。ニートと呼ばれる人々も専門家の指導と様々なきっかけにより、
社会に出ていけたらどんなに幸せか。
2010年は民主党政権が当面続くのだろうか。自民党も協力してこのように
隠された長期戦略を要する重要な案件は政争の外に置いて超党派で取り組まなければならない。
現場の研究者として、発言を続ける斎藤先生に敬意と感謝を申し上げる。
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