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時津町の私立中学校で、男子生徒が2人の教諭から暴行されてケガをしたとして、
生徒の家族が警察に告訴していた問題で、警察は、男の教諭2人を傷害の疑いで
8日書類送検しました。
書類送検されたのは、時津町の私立青雲中学校に勤務する29歳と55歳の男の教諭2人です。
警察の調べによりますと、29歳の男の教諭は、生徒の担任だった去年7月、
校舎内で当時、中学1年の男子生徒の顔を平手で叩いて左耳の鼓膜が破れる
ケガを負わせたということです。
さらにこの教諭は、ことし5月にも、寮内で窃盗をしたとして生徒の左肩を足で蹴り、
学年主任だった55歳の男の教諭は、生徒のあごをつかんで突き飛ばしたということで、
生徒は、けいついをねんざしたということです。
また警察の調べで、この学年主任は、去年10月、教室内で生徒の顔を両手で叩き、
下唇を切るけがを負わせていたこともわかったということです。
このため警察は、この2人の教諭を傷害の疑いで、8日長崎地方検察庁に書類送検しました。
生徒の父親は、ことし6月、2人の教諭を警察に告訴していてNHKの取材に対し、
「ちゃんとした謝罪がなく本当に残念だが、警察が傷害事件があったと認めてて
くれてありがたい」と話しています。
一方、青雲中学は、先月下旬に体罰があったことを認め、2人を含む4人を減給などの処分に
していますが、川脇秀文教頭は、NHKの取材に対して、「指導に行きすぎがあったことは認めるが、
我々の誠意が通じず残念だ」と話しています。
ソース:NHK長崎のニュース
URLリンク(www.nhk.or.jp)