09/12/06 21:53:23 P BE:428058566-S★(500003)
遺児家庭の母子:教育費助成など求めデモ 銀座で300人
病気や自殺で親を亡くした遺児家庭の母子約300人が6日、教育費の公的助成や就労支援の強化などを
求めて銀座(東京都中央区)の繁華街をデモ行進し、むしろ旗やプラカードを手に「遺児は大学進学を
我慢して働いている」「子どもの貧困対策基本法の制定を」などと声を張り上げた。
デモは、遺児の進学を支援する「あしなが育英会」(千代田区)が主催する「遺児と母親の全国大会」の一環。
同大会会長の大学4年、森本早紀さん(21)は「鳩山政権が高校授業料の無償化を打ち出しているが、
学校では授業料以外にも修学旅行代やクラブ活動費、参考書代もかかる。給付型の奨学金や
相談窓口の整備が必要だ」と訴えた。
デモに参加した大学生と高校生の3児の母、若桑圭子さん(45)は「子どもたちは学費もすべて自力で
賄ってきた。学校生活も進学も、いくらかかるかをまず考えてしまい、チャンスを広げてあげられなかった。
何の不安もなく教育を受けられる社会にしてほしい」と話していた。【市川明代】
毎日新聞 2009年12月6日 19時57分(最終更新 12月6日 20時03分)
URLリンク(mainichi.jp)