09/12/04 21:36:34 0
オフィス街や住宅地で飛び交っている無線LANのパスワードを解析し、他人のネットワークにタダ乗りできてしまう
無線LAN機器が中国から日本に上陸し、飛ぶように売れている。国産品の数倍から数十倍というハイパワーが魅力の
通称「無銭LAN」。実用性はあるのか?
東京・秋葉原のパソコンショップでは10月中旬ごろから「中国で話題の無銭LAN」と銘打ち、問題のマシンが発売された。
ネットメディアやブログでも紹介され、「入荷のたびにすぐ売り切れるほどのヒット商品となった」(ITジャーナリスト)。
台湾メーカーの中国製で、実勢価格は4000円前後。電気街だけでなく、大手ネット書籍サイトや通販サイトでも
購入ができるほど販路は充実してきている。
裏モノらしく、ほとんどの販売店は「一切の保証なし」「質問は受け付けません」「自己責任でお願い」と製品の正体を
明かしていない。前出のITジャーナリストによると、表向きはパソコンにUSB接続して無線LANを受信する機器だが、
同梱の解読ソフトを使えば「WEP」と呼ばれる比較的旧式のセキュリティー規格を突破できるという。
「つまり、人のふんどしを借りて相撲を取るようなもの。適合する無線さえ飛んでいれば無料でネットに接続できるほか、
ユーザーの身元もバレにくい。ただ、パスワード破りに近いので『不正アクセス禁止法に抵触する』という見方が
ネットでは定説です」
ただし、誰にでも使えるシロモノではないようだ。実際に購入した30代の男性は「解読ソフトがうまく立ち上がらず、
システムが不安定になった」。別の20代男性も「解読に4-5時間もかかった」と語る。不具合があっても返品や
クレームができないのは、大きなリスクでもある。
一方で「かなり遠距離の無線LANポイントが受信できた。こいつを使えばバリバリ入る」(前出の30代男性)といい、
「解析ソフトを使わなくても、市中にはセキュリティーをかけていない無線LANポイントが結構あるので使えそうだ」と話す。
メーカーのサイトによると電波の出力は国内製品の数倍以上となっており、電波法違反の疑いもある。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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