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「障害者」という言葉にマイナスのイメージがあるとして、大阪府吹田市が市の文書などに
新しい言葉を使う方針を打ち出し、波紋が広がっている。内閣府によると、「害」の字を避けて
「障がい者」と表記する自治体は5年ほど前から増えているが、表現そのものを見直す試みは異例。
「障害者と呼ばれるのは嫌ではない」といった声もあり、専門家は「行政の押しつけにならないように
するべきだ」と指摘している。
■言葉狩り…障害者団体から疑問視も
障害者の「害」はもとは「さまたげ」を意味する「礙・碍」だが、当用漢字でないため「障害者」が
使われるようになった。平成16年ごろから「障がい者」と表記する動きが広がり、20年度で
10都道府県・5政令市(内閣府調べ)。市町村を含めるとさらに増える。
吹田市も「障がい者」と表記してきたが、「『障害』は個人ではなく社会に存在する」として新しい
表現を検討することに。10月~11月に公募したところ、「愛」や「友」の字を用いるなどした45件の
応募があった。一方で、「私は障害者だが気にしていない」「言葉狩りではないか」など市の方針に
反対する意見も複数寄せられたという。
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