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韓国の自動車最大手、現代自動車は、自社の車とトヨタ自動車の車を
乗り比べてもらう試乗会を、今月から韓国で始めた。「輸入車への『漠然としたあこがれ』を
解消できるだろう」という。
富裕層が多いソウル市南部にある自動車販売店。店先の目立つところに「常時比較。ソナタ
対カムリ」という案内がある。韓国市場の5割、傘下の起亜自動車を含め8割を独占する現代
が直営店で始めた「グローバルナンバーワン 品質体験試乗会」だ。
トヨタが先月から韓国で販売を始めた「カムリ」「RAV4」を現代で用意し、希望する顧客
に自社の「ソナタ」「トゥサンix」と乗り比べてもらう。「直接比較できる機会を提供し、
品質への自信を示す」といい、年末までソウルなどで続ける予定だ。
トヨタの韓国での販売はこれまで「レクサス」ブランドだけ。カムリなどは初めての「トヨタ」
ブランドで、関心を集めている。韓国の輸入車販売は08年で約6万2千台とまだ市場の5%
程度だが、年ごとに拡大。ホンダや日産自動車など日本車人気も高まっている。自動車業界に
詳しい韓国の専門家は「現代の独占状況に消費者は不満を持ち、一方で輸入車はどんどん身近に
なっている。試乗会は現代の緊張感の表れだろう」とみる。
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