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橋下知事に再び損害賠償提訴へ テレビ発言で光事件弁護団
山口県光市母子殺害事件の被告弁護団は１９日、テレビ番組で名誉を傷つけられたなどとして、
懲戒請求を呼び掛ける発言をした橋下徹大阪府知事や、読売テレビに損害賠償を求める訴訟を
広島地裁に２７日に起こすことを明らかにした。
発言をめぐっては、弁護団を解任された１人を含む広島弁護士会所属の４人が２００７年９月、
橋下知事を相手取り同地裁に提訴。一、二審とも知事の懲戒呼び掛けを不法行為と認めて賠償を命じ、
双方が上告している。
今回提訴するのは１９人。「弁護団があたかも被告の弁解を捏造し、意図的に遺族感情を傷付ける
弁護活動を行っているかのように番組で放送された」と主張している。
橋下知事はた０７年５月２７日放送の読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」で、
「あの弁護団に対してもし許せないと思うなら、一斉に懲戒請求をかけてもらいたい」などと発言した。
放送後、懲戒請求が所属弁護士会に殺到したが、いずれも「正当な弁護活動の範囲」などとして
懲戒しないことを決めている。
橋下知事は１９日、記者団に「（これまでと）主張は変わらない。もし問題があれば
当然反省しなければいけないが、表現の自由の範囲内で認められる部分は多分にある」と述べた。
2009/11/19 13:18 【共同通信】
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